熱いぜ社長のブログ

2階の暑さ対策調査を行いました!(快適で悩み事のない住まい)

2025.07.06

もう梅雨は開けたのでしょうね!
2階の暑さ対策調査を行いました!(快適で悩み事のない住まい)

昨日は所属するさいたま断熱改修会議と上尾市、環境省協賛の
”健康に夏を過ごすセミナー”で、ピンピンコロリの星旦二教授の話に共感し、私生活を改めなければと心に誓った熱いぜ社長神木です!

昨年、性能向上リノベーションアワードでゾーン断熱部門でノミネートされました、VIP様(OB施主様をこう呼んでます)より、1階が快適になったら、2階の暑さが気になるというお声をいただきました。そのため、2階の暑さ調査にサーモグラフィを持って行ってきました。

玄関に入ると、もう廊下はエアコン一台で涼しい状態でした。
ちゃんと効果が出ていて良かったです。

そして2階へ、冬は寝室に使っている東南の和室でサーモ調査、天井と壁を写すとなぜか部屋内の壁の方が、放射熱が高いとわかります。小屋裏も調査するとインナー車庫で中二階があり、天井面に段差があって、その壁面の部分でそこが無断熱とわかりました。

天井面も所々グラスウール断熱材がずれていて、屋根下の熱気がそのまま2階天井に影響していました。
サーモグラフィーに嘘は通用しません、全てが結果として見えてきます。原因究明には持ってこいです!

この状態でエアコンを使っても、冷えるのは足元だけで天井付近は高温のままです。さらにこれより9月末まで、エアコンはフル稼働です。
電気代も考え、エアコンが無理しないでも良い環境をになるよう、これから断熱対策をします。

当社ではこのように暑い、寒いをサーモグラフィ等で見える化して、わかりやすく原因究明と対策を提案しています。
暑さはガマンできません、命とお財布にかかわります。

是非ご相談ください!
これより調査の様子をご説明します。

 

サーモグラフィをつなげたipad
アイパッドにサーモグラフィをつなげて、VIP様にも確認頂きながら調査をしています。暑さ、寒さの見える化はとても大事で分かりやすいです。

 

一面高温の赤
2の側転は壁ですが一面高温の赤です。この壁は外部に面していません。屋根の熱気の溜まる天井(青○)よりも、高温なのは明らかに何か理由があります。また天井面の三角の赤い部分は、天井の断熱材がずれている可能性が高いです。
サーモ部分の実写
先程のサーモ部分の実写です、長押の上部分が赤一面の壁部分です。ここから輻射熱でジリジリ熱気が和室に入っています、これより屋根裏より原因究明をしていきます。

 

屋根裏のサーモ画像
屋根裏のサーモ画像です、一面40度以上の赤を超え白色です。調査時間はまだ午前10時ですが、瓦下の屋根面は(赤○)50.4度です、屋根の下地部分でも(1○)41度、一番温度の低い天井上のグラスウール断熱材上(青○)でやっと36.2度、調査も命がけです!(笑)
屋根裏サーモ画像の実写
これが屋根裏サーモ画像の実写です。築年数で屋根の下地木材が違うのですが、ベニヤではなくこれは杉板です。所々スキマがあり、そこは屋根瓦の50度超えの熱気が直接天井裏に干渉しています。天井上に敷かれているのは50ミリのグラスウールです。先に進むと先程の和室の壁はやはり無断熱で屋根の熱気がダイレクトに伝わっているのがわかりました。

 

調査日の7/4の午前10時の外の温湿度
調査日の7/4の午前10時の外の温湿度です。外は日陰でも32.3度、湿度59.6% 絶対湿度、空気1KG中の水分が18.29Gです。午前中からかなり高温多湿です。夏を快適に過ごすには、この湿度管理が肝になります!

計測機のモニター
VIP様にプレゼントした、計測機のモニターです。ゾーン断熱したCH2、そこにつながる廊下CH4、どちらもエアコン1台で28度以下、湿度60%以下で涼しいです。CH3は32.4度の部屋は先程の壁に影響している部屋です、なんとCH1の外気温より高くなっています。それぐらいの屋根の熱気ですので、CH5の和室が30度超えになるもの仕方ないです、この屋根、2階天井上の断熱工事が大事になります!

 

1Fリビング
こちらは、昨年お世話になった6面断熱ゾーン断熱した1Fリビングです、天井、壁、床共28度代、温度ムラもなく暮らしやすい環境ですね。エアコン1台で一階がこの状況ですからうらやましい限りです! 仏壇前の青いのは旦那様が干そうとした、濡れたシーツです(笑)快適に断熱されたお部屋のサーモ画像は、黄色一色に近くなり、画像的にはつまらないですが、この色が高性能の証です。
サーモ画像の実写
こちらがサーモ画像の実写です。オークの杢の床が裸足が気持ちよいリビングです。2部屋を一つにしましたのでエアコンも効率良く動く場所に変更しました。VIP様、夏の間は2階に寝ず、一階で寝起きして完結しているそうです、工事した甲斐がありました!

 

仏壇前の温湿度
仏壇前の温湿度です。相対湿度48.6%、絶対湿度(空気1KG中の水分量)12.88gは、人の汗が良く発汗され身体が冷やされ、温度ムラがないので頭が暑く、足元が寒いなどはなく、身体にも優しい環境ですね。しっかり断熱工事された効果が出ていて良かったです!!
 

実写部の6面断熱の様子
こちらが、先程の実写部の6面断熱の様子です、外側を壊さず、内側をスケルトンにする事で、耐震補強も一緒できます。
床、壁、天井、を断熱も耐震も気密も継ぎ目なく連続させる事が大事です、覚えておいてください。これより2階の天井上と無断熱部分の対策を考えていきます。おそらくグラスウール吹き込む、もしくはセルローズファイバー吹き込になると思います。

 
当社は”家族の幸せ”を実現するため、ただ綺麗になるリフォームではなく、異常気象に負けない、快適で健康寿命が延びる、お財布にも優しい、性能向上リフォーム、リノベーション、提案住宅により一層力を入れていきますので賢いお金の使い方に興味がある方は是非ご相談ください、よろしくおねがいします!

           

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