熱いぜ社長のブログ

屋根材がセメント瓦なら金属屋根に変えるだけで耐震へ!

2025.09.17

お宅の屋根材は何ですか?セメント瓦なら金属屋根に変えるだけで耐震できますよ!(安全、安心で健康な住まい)

金属屋根へリフォーム

長く使ったサーモ用のIPADが壊れ、新しいIPADの使い方を必死に覚えている、機械が苦手の熱いぜ社長神木です。

8月までは雨も少なく、農家の人も水ガメも干上がっていましたが、9月に入ったら、日本全国で線状降水帯にゲリラ豪雨、雷被害です、ちょうど良いで雨降りはなく、被害を持たらす大雨は本当に困ったものです。

そんな中ですが、ふじみ野市で耐震屋根リフォームをお世話になりました。豪雨対策を考えても屋根のリフォームは大事です。
築30年以上のお住まいの屋根は、一番普及しているスレート材ではなく、最重量のセメント瓦です。

金属屋根の1㎡あたりの重量は5KG程度ですが、最重量屋根材セメント瓦は1㎡あたりなんと45KG程度、約10倍の差があります。
おまけにセメント瓦、陶器瓦と違い塗装仕上げですので塗装が剥がれます。

丈夫さはあるのですが、いかんせんこの重さ築30年のお住まいへの負担は計り知れません。雨対策も兼ねて屋根材を変えるだけで耐震できる事をご提案し、ご理解いただき金属屋根への交換となりました。
ニチハさんの横暖ルーフですが、きちんとメーカーさんの保証が付きます。

赤錆保障20年、穴あき保障25年、塗膜保障15年です。
当社のパートナー会社が、認定施工店になっているので安心です。

9月に入りこの豪雨ですから、8月中に工事が終われてほっとしていますし、お施主様も安堵しています。
このゲリラ豪雨で、普段何もない屋根も雨漏れがでる事もあります。

また是非、自分の家がセメント瓦の皆さんは、雨対策と地震対策を考え一早く金属屋根のリフォームをおススメします。

埼玉県はいつも茨木あたりが震源の地震に悩まされています。
南海トラフ地震もいつ来るかわかりません、自己防災力を上げるお手伝いもしっかり提案していきます。
どうぞご相談ください。

ここから各工事の内容をご説明します。

既存セメント瓦
こちらが既存セメント瓦です、見るからに重そうですね。
一番普及しているスレート屋根(通称コロニアル屋根)よりも長持ちはしますが、重いのと塗装が剥げるのが問題です。
セメント瓦をおろした状態の屋根
セメント瓦をおろした状態の屋根です。この頃の防水紙は耐久性があまりないので、穴が開いたりすると、瓦スキマからの雨水が抜けてスキマのある屋根下地を抜け、雨漏れになってしまいます。
既存防水紙をすべて撤去
既存防水紙をすべて撤去した、既存屋根下地材の杉板です。今回は傷んでいる所はなかったですが、あればこの状況で修理して、新しい下地材(野地板)を重ね張していきます。
構造用合板
新しい構造用合板を既存の屋根下地材の上に重ね張した状態です。野地板と言います。合板での下地材はスキマが少ないので、万が一下まで水が行っても心配いりません。これで新築と同じ仕様になります。
アスファルトルーフィング
新しい下地材(野地板)の準備がすみましたら、その上に一次防水で、ゴムが入った高耐久のアスファルトルーフィングを全面に貼ります。
これを張れば、夜に万が一雨が降っても、下には漏れません。解体からここまで一日で行います、職人さん達良くがんばりました!
隠れてしまうこのゴムアスルーフィングですが、長く屋根を持たせる為には大事な部材です。
一次防水のゴムアスルーフィングの上に棟板金の下地木材
一次防水のゴムアスルーフィングの上に棟板金の下地木材をしっかりビス止めで施工します。地デジのアンテナを外さずに工事するのは意外と大変なんです。
防水紙
木の下地材にも防水紙を張り、水下の屋根下部よりニチハの横暖ルーフを張っていきます。
間に雪止め金具もはさんで施工していきます。今回の色はブラウンで落ち着いた良い色です。
換気棟
今回屋根をやり替えて環境が変わる良い事がもう一つあります。棟の一番上に付く、換気棟です。二階の天井上、小屋裏に溜まった熱気を上昇気流で、この換気棟で外にだします。
これからは二階の天井の暑さが変わってきます。今までのセメント瓦の棟の時はついていない物で、熱気は逃がしても、雨は入らない工夫をされた優れものです!

金属屋根が完成
綺麗に金属屋根が完成しました。アンテナの補強針金もしっかり張り直して、強風にも安心です。一番暑い時期でしたが、みんな頑張ってくれました!

セメント瓦の時のお住まい
こちらがセメント瓦の時のお住まいです。一階の下屋にも複数の屋根があるのがわかりますね、今回しっかりと全ての屋根を金属屋根に変えています。

新しくなったお住まい
一番上の上屋はもちろん、下屋に出窓上に、玄関上も全て金属屋根に変わりました。
屋根材を変えるだけでの耐震になるのですが、割り箸の上に重い物がついているのと、軽い物がついているのでは、揺らした時にの揺れ方が違うのは容易に想像できると思います。
雨漏れさせないのは住まいのため、地震被害を抑えるのはお施主様のため、意味のある工事ができました。

性能改善には、断熱、気密、耐震、と基本の大きな三本柱があります。
今回は耐震でしたが、これからも当社は性能改善リフォーム、リノベーションに力を入れていきますどうぞよろしくお願いします!

           

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