熱いぜ社長のブログ

高性能住宅のやみぞ杉をウッドロングエコのドブ漬けしました

2024.02.08
寒い日が続いていますね。

暖冬なので少し寒くなっただけでも過敏になっている熱いぜ社長神木です。

只今、自分が所属するさいたま断熱改修会議の仲間、Maaoの荒木さん設計の高性能住宅をお世話になっています。

Maaoの荒木さんが当社町田君が外壁用の那須の益子林業さんの、やみぞ杉をウッドロングエコのドブ漬けしている所を上げてくれました、感謝です。

※やみぞ杉とは
栃木県・茨城県・福島県の県境にあるの八溝山(やみぞさん)があります。この八溝山系で伐採された杉が「八溝杉(やみぞ)」です。
木目が美しい、曲げに強い、狂いにくい、ムシに強いなどの特長があります。
※ドブ付けとは
板や柱などの表面処理を行なうときの作業方法のこと。塗料、亜鉛、アルミなどの溶融金属の液中に潰けて、表面に被膜を作ります。
メッキの処理液が入った槽を「ドブ」と言い、「溝漬け」と書いて「ドブ漬け」と読みます。

 

もう一つ感謝があります。
このドブ漬け用の舟は当社の高性能住宅の師匠、上尾市の(有)佐藤工務店さんから
お借りした物です。使いやすく仕事もはかどると、町田君も喜んでいました。
佐藤工務店様いつも本当にありがとうございます!
荒木さんともにお施主様の笑顔のため、これからも頑張ってまいります!!

やみぞ杉をウッドロングエコのドブ漬け

maao荒木さん設計の南向きのお家の外壁は、やみぞ杉板張りです。

ウッドロングエコの保護塗料を当社町田君がドブ付けしています。

やみぞ杉の赤身

右側がやみぞ杉の赤身です。

マグロなら中トロでしょうか、とても良い赤身です。

ウッドロングエコをドブ付けすると左のような渋く良い風合いになります。

経年と共によりこれが更に味わい深くなります!

今回はネオマフォーム外張+柱間に高性能GWの充填(じゅうてん)付加断熱も加えています。

ウルトさん透湿防湿シートでしっかり気密処理をしています。

耐震も断熱もしっかり繋がる連続性が大事です。

室内側は先に仕上ボードを先行して張りますので窓枠を先に施工しています。

躯体との小さな隙間もしっかり伸縮性のあるウルトさんウレタンで埋めて行きます。

最後に当社の標準の外壁の仕様はヘーベルボード37ミリが多いのですが、

maaoさん設計の今回のやみぞ杉張の外壁の仕上がりは、とても楽しみにしております。

杉板だと燃焼の心配がありますが、今回の現場は周りが広い住宅街ですので隣家からの類焼(他の家から出た火事が広がってきて焼けること)の心配もないです。

そして杉板は仮に傷んだととしても部分的に交換ができ、材料も廃番にならない利点もあります。

SDGSの観点からもロングライフデザインにも、最適ですね。

耐震性能、断熱、気密性能、ロングライフデザイン、家族がつむぐ住まいにはとっても大事な要素です。

引き続きお施主様の笑顔のため、しっかり頑張って参ります!