屋根リフォームで耐震ができます！セメント瓦のお宅は金属屋根で安心を

お宅の屋根材は何ですか？セメント瓦なら金属屋根に変えるだけで耐震もできちゃいますよ

ふじみ野市で重いセメント瓦の屋根を軽い金属屋根にするリフォーム工事をお世話になりました。
住まいの頭（屋根）を軽くするだけでも耐震性能は上がります。
雨漏れ対策と地震対策ができるこの耐震屋根リフォーム、セメント瓦にお住まい方には是非行って頂きたいです。

お客さまのご要望

築40年のお住まいの屋根材はセメント瓦、塗装が剥げてきたのも気になりますが、TVで瓦の屋根は重い、また能登地震でも瓦屋根の住まいが被害にあってるのを見て不安が募っていました。
割れてるわけではないので塗装工事も考えましたが、いつ大きな地震が起きてもおかしくないので、何とか軽い屋根且つ長持ちする屋根したいとのご要望でした。

ポイント

ご提案したのは、ガルバニウム鋼板でできた金属屋根、ニチハさんの横暖ルーフです。
金属屋根の１㎡あたりの重量は5KG程度ですが、最重量屋根材セメント瓦は1㎡あたりなんと45KG程度、約10倍の差があります。
おまけにセメント瓦、陶器瓦と違い塗装仕上げですので塗装が剥がれますので
築40年のお住まいに重量の重いセメント瓦の負担は計り知れませんので、重いセメント瓦はおろし、
住まいの頭（屋根）軽くして地震対策する、雨音や熱対策の断熱材も間に入った金属屋根で屋根自体を新しくします。
ニチハさんの横暖ルーフは赤錆保障20年、穴あき保障25年、塗膜保障15年付ですので、安心してご使用いただけます。

お客さまの声

埼玉だと頻繁に茨木方面での地震の影響をうけますし、南海トラフ大地震の事もあります。耐震のための屋根の軽量化ができて本当に良かったです。
セメント瓦は台風などの大振りの時、瓦のスキマから劣化した屋根下地材を超えて何度か雨漏れしましたが、
下地材も新しくルーフィングも良いものを使っていただいたので、雨漏れの心配がなくなり安心しています。
屋根のメンテナンス期間も長くなり助かりますと言って頂きました。

屋根

こちらが既存屋根、セメント瓦です。
今出まわっている屋根材の中では一番重量があります。
一番普及しているスレート屋根（通称コロニアル屋根）　よりも長持ちはしますが、
重いのと塗装が剥げるのが問題です。
屋根

セメント瓦をおろした状態の屋根です。
この頃の防水紙は耐久性があまりないので、穴が開いたりすると、瓦スキマからの雨水が抜けてスキマのある屋根下地を抜け、雨漏れになってしまいます。
屋根

既存防水紙をすべて撤去した、既存屋根下地材の杉板です。
今回は傷んでいる所はなかったですが、あればこの状況で修理して、新しい下地材（野地板）を重ね張していきます。
屋根

新しい構造用合板を既存の屋根下地材の上に重ね張した状態です。
野地板と言います。
合板での下地材はスキマが少ないので、万が一下まで水が行っても心配いりません。これで新築と同じ仕様になります。
屋根

新しい下地材（野地板）の準備がすみましたら、
その上に一次防水で、ゴムが入った
高耐久のアスファルトルーフィングを全面に貼ります。
これを張れば、夜に万が一雨が降っても、
下には漏れません。
解体からここまで一日で行います、職人さん達良くがんばりました！
隠れてしまうこのゴムアスルーフィングですが、長く屋根を持たせる為には大事な部材です。
屋根

一次防水のゴムアスルーフィングの上に
棟板金の下地木材をしっかりビス止めで施工します。
地デジのアンテナを外さずに工事するのは
意外と大変なんです。
屋根

木の下地材にも防水紙を張り、
水下の屋根下部よりニチハの横暖ルーフを
張っていきます。
間に雪止め金具もはさんで
施工していきます。
今回の色はブラウンで落ち着いた良い色です。
屋根

今回屋根をやり替えて環境が変わる良い事が
もう一つあります。
棟の一番上に付く換気棟です。
二階の天井上、小屋裏に溜まった熱気を上昇気流で、
この換気棟で外にだします。
これで二階の天井の暑さが変わってきます。
今までのセメント瓦の棟の時は
ついていない物で、熱気は逃がしても、　
雨は入らない工夫をされた優れものです！
屋根

綺麗に金属屋根が完成しました。
アンテナの補強針金もしっかり張り直して、
強風にも安心です。
一番暑い時期でしたが、みんな頑張ってくれました！
屋根



こちらがセメント瓦の時のお住まいです。一階の下屋にも複数の屋根があるのがわかりますね、
今回しっかりと全ての屋根を金属屋根に変えています。

一番上の上屋はもちろん、下屋に出窓上に、玄関上も全て金属屋根に変わりました。
屋根材を変えるだけでの耐震になるのですが、割り箸の上に重い物がついているのと、
軽い物がついているのでは、揺らした時にの揺れ方が違うのは容易に想像できると思います。

雨漏れさせないのは住まいのため、地震被害を抑えるのはお施主様のため、
意味のある工事ができました。

性能改善には、断熱、気密、耐震、と基本の大きな三本柱があります。
今回は耐震でしたが、これからも当社は性能改リフォーム、リノベーションに
力を入れていきますどうぞよろしくお願いします！